SNSで話題になったいわゆる「妊婦加算」という医療費があります。
これは、妊婦が病院で診察を受ける際に上乗せで医療費を払わなければならないもので、これを「不当だ」と批判した妊婦がいたのです。
「妊娠しているだけでよけいにお金を払う必要があるのか」という批判に対して「妊婦は普通の状態ではなく、治療や薬にしても特別な対処が必要なのだから当たり前である」という意見もありました。
ただこの件では、通常の診察を受けた後になって妊婦であることを知られて余分な医療費を払わされたということで、納得がいかなかったようです。
妊婦加算2020年度から名称を改めて再開されます。
もちろん、余分に医療費がかかることはデメリットかもしれません。
しかし事前にきちんと妊婦であることを申告し、治療や薬に配慮してもらえるのは安心です。
ちょっとした行き違いで取り返しのつかないことにならないよう、妊婦加算分はしっかり払うほうが良いでしょう。